年中組の時に植えたじゃがいもは、先日のおとまり会の時にカレーの具材として美味しくいただきました。

その時、ところどころ緑色になってしまっているじゃがいもがたくさんありました…。変色した部分は毒素があり食べることはできません。子ども達に食べられないことを伝えると「もったいないねえ…」という声が。

時代はSDGS!!大切な気づきです。
では、食べる以外に何かできないかなと、みんなで考えました。

「また土に植えて色が変わるか試す!」「水に入れたらどうなるの?」「ボウリングにして遊ぶ!」子どもの発想って面白いですね(^^)/
色々な意見の中から、じゃがいもを元に「片栗粉」が作れることを知った子どもたち。

「どんな方法だろう?」と、これまたみんなでワイワイ考えました。
「細かく刻む!」「レンジでチン!」

初めから正解を先生に“教えてもらう”のではなく、色々予測を立てて、それを実験で試すのが楽しい!それが、柏幼稚園で大事にしていることです。

さて、当日。
工程の発表を聞いて「へぇ!!」と驚いた子どもたち。早速、実験開始!!!

まず、担任が代表してじゃがいもをすります。
事前にすったものと、色が違うことにも気が付きました。
ここからはグループで活動。
すったものをサラシで巾着にし、水を張ったボウルの中で揉んでいきます。
感触や臭いにドキドキしながらも、口々に感想を言いながら揉みだすこと10分ちょっと…


 
しっかり揉みだしたものをそーっと置いているうちに、上澄みと沈殿物に分かれてきました!!
上澄みを捨てて新しい水を入れて…と繰り返したら、
やった~「片栗粉」の完成です!!

 
サラシの中に残ったものもみんなで観察。
じゃがいもの繊維がよく見えて、「ツナにそっくり!」「不思議だなあ」と大笑い。

取り出した片栗粉はもちろん食べることはできませんが、せっかくなので、片栗粉を使ったご飯団子にしていただくことにしましたよ(*^^*)

その様子は、次回の記事でお伝えしますね♥